基礎研究2
- 研究課題:
- ストレプトコッカス・サリバリウスK12と市販殺菌剤の溶連菌に対する抗菌効果比較
- 実験方法:
- 扁桃腺炎を引き起こす溶血性連鎖球菌(溶連菌)をシャーレーに培養し、その上にK12菌の他、
市販されている殺菌剤を塗布し、殺菌効果を比較した。
※溶血性連鎖球菌(溶連菌)=この菌は感染により急性腎炎、慢性腎炎、リウマチ熱(心臓弁膜
症の原因にもなる)などを引き起こすことが知られており、更に扁桃腺周囲膿瘍、中耳炎、
リンパ腺炎などの合併症の原因となる。子供の感染率が高く、喉の諸症状を引き起こす。 - 結果:
- 他の化学的な殺菌剤に比べ、K12は強力な溶連菌の増殖阻止が可能であった。
- BLIS社の内部資料:
- Anti-microbial activity of throat lozenges
殺菌効果の比較(阻止円が大きいほど効果が高い)
※塩化セチルピリジニウムは、各種の口腔内洗浄剤などに含まれる。